映画鑑賞03.20~06.17
【2020アカデミー賞動向】
『トイ・ストーリー4』が全米公開前ですが、批評がすさまじい(ロッテン94人で100%)ので、アニメ賞受賞に早くも当確が出たと言っていいでしょう。
対抗できるとすれば『アナと雪の女王2』ぐらいでしょうか。
作品賞は、米国公開済では「ゲット・アウト」監督作の『アス』、公開間近ではタランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、エルトン・ジョンを描いた『ロケットマン』あたりがノミネートの可能性があるでしょうか。あとここも『トイ・ストーリー4』。
☆☆☆…1~4点
★☆☆…5~6点
★★☆…7~8点
★★★…9~10点
【劇場鑑賞】
『ハロウィン』 錦糸町
全米初週1位8,000万ドル、最終1億6,000万ドル。
いやぁめちゃくちゃ怖かった。40年前の前作は見ていないけど、問題なく楽しめる。想定外のもう一人の敵が出てきたあたりからどんどん面白くなっていった。
いい意味で憎いエンディングだなぁ。
Potential:監督賞(デヴィッド・ゴードン・グリーン)、○主演女優賞(ジェイミー・リー・カーティス)、OP賞、○作曲賞、○エンタメ賞、○衝撃賞(6部門)
★★☆
『アベンジャーズ エンドゲーム』 新宿
全米初週1位3億5,000万ドル、最終8億ドル超。
実はアベンジャーズシリーズ、過去3作はどれも見ていません。ほかマーベルシリーズ17作も、見たのは「マイティ・ソー1」「ドクター・ストレンジ」「ガーディアンズ1,2」「ブラックパンサー」の5作のみ。しかもその5作ほとんどの内容を覚えていない。完全なるミーハーで最終章だけ見ました。結果、面白かったです。
詳しく知っていれば最高に楽しめただろうな。特にアイアンマンとキャプテン・アメリカね。
年末のスター・ウォーズ最終章がかなりハードル高くなりましたね。
Potential:○オススメ賞、監督賞(アンソニー&ジョー・ルッソ)、アンサンブル賞、○脚本賞、ED賞、技術賞、しゃれおつ賞、芸術賞、映像賞、撮影賞、音響賞、◎エンタメ賞、涙賞、○衝撃賞(14部門)
★★★
【WOWOW鑑賞】
『黒い箱のアリス』
超マイナーな作品だけど、主演の子がミステリアスで気になって鑑賞。意外と面白かった。雰囲気がいい。
Potential:主演女優賞(ロウェナ・マクドネル)、脚本賞、衝撃賞、異色賞(4部門)
★★☆
『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
アカデミー賞助演男優賞ノミネート。
この作品も雰囲気が気に入るかと思ったけど、雰囲気だけだった。
Potential:助演男優賞(ウィレム・デフォー)、若手俳優賞(ブルックリン・プリンス)、アンサンブル賞、OP賞、しゃれおつ賞、撮影賞、切な賞(7部門)
☆☆☆
『ゴッホ 最期の手紙』
アカデミー賞長編アニメ賞ノミネート。
この映画も雰囲気です。
Potential:オススメ賞、監督賞、OP賞、技術賞、しゃれおつ賞、○芸術賞、映像賞、◎異色賞(8部門)
★★☆
『スパイダーマン ホームカミング』
全米初週1位1億2,000万ドル、最終3億3,000万ドル。
Potential:技術賞、しゃれおつ賞、映像賞、エンタメ賞(4部門)
☆☆☆
『僕のワンダフル・ライフ』
殉職したときは泣いた。
Potential:オススメ賞、しゃれおつ賞、涙賞、温か賞、切な賞、衝撃賞、異色賞(7部門)
☆☆☆
『ビューティフル・デイ』
ラストが面白い。自殺するんだよね。
Potential:主演男優賞(ホアキン・フェニックス)、作曲賞(2部門)
☆☆☆
『ウインド・リバー』
エリザベス・オルセンが美人。
Potential:切な賞、衝撃賞(2部門)
★☆☆
『ワンダー 君は太陽』
全米初週2位2,700万ドル、最終1億1,000万ドル。
Potential:オススメ賞、助演女優賞(ジュリア・ロバーツ)、○温か賞、切な賞(4部門)
★☆☆
『タクシー運転手 約束は海を越えて』
アカデミー賞外国語映画賞韓国代表作。
ソン・ガンホがすごい。最後がなんとも切ないね。
Potential:オススメ賞、○主演男優賞(ソン・ガンホ)、涙賞、温か賞、切な賞、○衝撃賞(6部門)
★★☆
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
アカデミー賞主演女優賞ほか計3部門ノミネート、うち助演女優賞受賞。
演出がすごく面白かった。デブがクズすぎて面白かった。だけどそのクズさに気づかず付き合っていた周りもクズだな。
マーゴット・ロビーの演技が素晴らしい。終盤の一人で化粧するシーン、裁判のシーン、そしてガニ股で座るシーン。
そして地味に評価したいのが、誰か知らないけど本当に表情がフンを踏んだ顔にしか見えなかった女優。
Potential:オススメ賞、○監督賞(クレイグ・ガレスピー)、◎主演女優賞(マーゴット・ロビー)、○助演女優賞(アリソン・ジャネイ)、アンサンブル賞、○ケミストリー賞、脚本賞、ED賞、撮影賞、切な賞、衝撃賞(11部門)
★★★
『クレイジー・リッチ!』
全米初週1位3,000万ドル、最終1億7,000万ドル。
なぜにここまでヒットしたのかわからない。
Potential:しゃれおつ賞(1部門)
☆☆☆
【注目新作】
『The Dead Don't Die』
ジム・ジャームッシュ監督。ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、スティーブ・ブシェミ、セレーナ・ゴメスなど個性派俳優が大終結したゾンビホラーコメディ。
米6月14日公開。批評や興収は平凡。
日本公開2020年春予定。
【近日公開気になる作品10傑】
06.14 ハウス・ジャック・ビルト
07.12○トイ・ストーリー4
08.30 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
09.06○アス
09.20 エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ
10.04 ジョーカー
10.11 イエスタデイ
11.01 IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
11.08 ターミネーター ニュー・フェイト
12.20◎スター・ウォーズ9