アカデミー賞が終わりましたが、その作品賞ノミネート作の中だけでのぬまつ的評価ランキングをまとめたいと思います。ノミネート数が5だったのが8~10に変わった2010年以降で見ていきます。
◎が9~10点、○が7~8点、△が6点以下です。
2010年
作品賞「ハート・ロッカー」
◎
1位「しあわせの隠れ場所」
2位「アバター」
3位「マイレージ、マイライフ」
○
4位「プレシャス」
5位「ハート・ロッカー」
6位「カールじいさんの空飛ぶ家」
△
7位「イングロリアス・バスターズ」
8位「第9地区」
未鑑賞「17歳の肖像」「シリアスマン」
2011年
作品賞「英国王のスピーチ」
◎
1位「ブラック・スワン」
2位「127時間」
3位「トイ・ストーリー3」
4位「ザ・ファイター」
○
5位「トゥルー・グリット」
6位「英国王のスピーチ」
7位「インセプション」
8位「キッズ・オールライト」
△
9位「ウィンターズ・ボーン」
10位「ソーシャル・ネットワーク」
2012年
作品賞「アーティスト」
◎
1位「戦火の馬」
2位「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
○
3位「ファミリー・ツリー」
4位「アーティスト」
△
5位「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
6位「ヒューゴの不思議な発明」
7位「マネーボール」
8位「ミッドナイト・イン・パリ」
9位「ツリー・オブ・ライフ」
2013年
作品賞「アルゴ」
◎
1位「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」
2位「ハッシュパピー バスタブ島の少女」
3位「レ・ミゼラブル」
○
4位「アルゴ」
5位「リンカーン」
6位「ゼロ・ダーク・サーティ」
△
7位「ジャンゴ 繋がれざる者」
8位「愛、アムール」
9位「世界にひとつのプレイブック」
2014年
作品賞「それでも夜は明ける」
◎
1位「ゼロ・グラビティ」
2位「キャプテン・フィリップス」
○
3位「あなたを抱きしめる日まで」
4位「それでも夜は明ける」
5位「her 世界でひとつの彼女」
△
6位「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
7位「ダラス・バイヤーズクラブ」
8位「アメリカン・ハッスル」
未鑑賞「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
2015年
作品賞「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
◎
1位「セッション」
2位「バードマン」
○
3位「6才のボクが、大人になるまで。」
△
4位「博士と彼女のセオリー」
5位「アメリカン・スナイパー」
6位「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
未鑑賞「グランド・ブダペスト・ホテル」「グローリー 明日への行進」
2016年
作品賞「スポットライト 世紀のスクープ」
◎
1位「ブルックリン」
○
2位「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
3位「レヴェナント: 蘇えりし者」
4位「ルーム」
5位「オデッセイ」
△
6位「ブリッジ・オブ・スパイ」
7位「スポットライト 世紀のスクープ」
8位「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
2017年
作品賞「ムーンライト」
◎
1位「ラ・ラ・ランド」
○
2位「ハクソー・リッジ」
△
3位「ドリーム」
4位「LION/ライオン 25年目のただいま」
5位「メッセージ」
6位「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
7位「最後の追跡」
8位「ムーンライト」
未鑑賞「フェンス」
2018年
作品賞「シェイプ・オブ・ウォーター」
◎
1位「スリー・ビルボード」
○
2位「ゲット・アウト」
3位「シェイプ・オブ・ウォーター」
△
4位「ダンケルク」
5位「レディ・バード」
6位「君の名前で僕を呼んで」
7位「ファントム・スレッド」
未鑑賞「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
2019年
作品賞「グリーンブック」
○
1位「女王陛下のお気に入り」
2位「グリーンブック」
△
3位「ボヘミアン・ラプソディ」
4位「ROMA ローマ」
5位「ブラックパンサー」
6位「アリー スター誕生」
未鑑賞「ブラック・クランズマン」「バイス」
2020年
作品賞「パラサイト 半地下の家族」
◎
1位「1917 命をかけた伝令」
2位「ジョジョ・ラビット」
3位「マリッジ・ストーリー」
○
4位「ジョーカー」
△
5位「パラサイト 半地下の家族」
6位「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
7位「アイリッシュマン」
未鑑賞「フォードvsフェラーリ」「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」
といった感じです。過去11年、一度たりとも作品賞と個人的1位が合致したことがない。作品賞は個人的平均4.55位とかなり低いです。
それだけに2017年は本当に悔しいよね。個人的には満場一致での「ラ・ラ・ランド」なのに「ムーンライト」に変な取られ方して。
2015年は惜しい。「バードマン」大好きだけどそれ以上に「セッション」のほうが好き。ただ作品賞での観点では「6才のボク」に取ってほしかったけどね。
去年は◎が1つもない平凡な1年でしたが、今年はレベルが高いね。この3作は迷いなしの◎。
とりあえず、来年もアカデミー賞は無事に盛り上がってくれるのか、心配ですが楽しみにしています。