映画鑑賞05.22~08.02

 

mr9headbody.hatenablog.com

 


☆☆☆…1~4点
★☆☆…5~6点
★★☆…7~8点
★★★…9~10点




【新作鑑賞】


『ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから』Netflix


ネトフリですごい話題になってるから自分にもハマるかなと思ったけどそんなことなかった。

メインの3人ともルックス的に好まなかった。美女役が金髪軍団と並んだのマズかった。あの中で一番スタイル悪いんだもん。


Potential:オススメ賞、切な賞(2部門)

☆☆☆











『ザ・ファイブ・ブラッズ』Netflix


スタートから衝撃のシーンがあります。これ本当に恐ろしい。これは覚悟持って鑑賞したほうがいい。

ポールを演じたデルロイ・リンドーの演技が本当によかった。明らかに主役だけど、みんなの中の1人でもあるから助演男優賞になる可能性もあるのかな?いずれにせよ、アカデミー賞ノミネートには絶対入ってほしい。

ある意味、このポールは誰よりもハッピーエンドだったかもしれませんね。

Netflix作品としてアカデミー作品賞にもどこまで絡めるか期待。


Potential:オススメ賞、○監督賞(スパイク・リー)、◎主演男優賞(デルロイ・リンドー)、脚本賞、音響賞、切な賞、○衝撃賞(7部門◎1○2)

★★☆













『グッド・ボーイズ』


全米初週1位2,100万ドル、最終8,000万ドル。

正直ジェイコブくん、「ルーム」の頃に比べて、身体は大きくなったけど、声変わりはまるでしていないから、ちょっと今は役者として中途半端な位置にあると思う。

全体的に、キャスティングの悪さと、テンポも悪かったし、ジョークも面白くなかったから、低評価です。

ネックレスのプレゼントは好きでした。うんちの臭いがするやつね。


Potential:None

☆☆☆













『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語


アカデミー賞作品賞ほか計6部門ノミネート。うち衣装デザイン賞受賞。

テンポはいいんだけど、平坦だった。音楽も平坦。いや全部の曲が素敵なんだけど、これ!といった曲がないよね。時系列とか、今どこにいるんだろうと迷子になってしまうところも多かった。

色々な素敵なものが詰まっているいい映画、なのでしょうけど、自分的には一つ大きい要素の何かが欲しかった。


Potential:オススメ賞、○主演女優賞(シアーシャ・ローナン)、助演男優賞(ティモシー・シャラメ)、○助演女優賞(フローレンス・ピュー)、アンサンブル賞、しゃれおつ賞、芸術賞、作曲賞、温か賞、切な賞(10部門○2)

★☆☆













『レディ・オア・ノット』U-Next


全米初週6位750万ドル、最終3,000万ドル。

こいつらなにばかなこと言ってんだと最初から最後までずっと思うけど、そこはちゃんと、無駄じゃなかったんだなーって思うラストに仕上がってますよね。

笑えるラストだわーと思ってたら、まさかそれ以上に笑えるラストがやってくるとは、という感じ。

このヒロイン・グレースを演じたサマーラ・ウェイビングの鬼気迫る演技よかったです。

彼女をはじめ誰一人存じ上げないキャスト陣でしたが、そこが欠点にならないくらいみんなのキャラ立ちがしっかりしていて面白かった。


Potential:監督賞(マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレット)、○主演女優賞(サマーラ・ウィービング)、アンサンブル賞、○脚本賞、ED賞、作曲賞、○エンタメ賞、衝撃賞、○異色賞(9部門○4)

★★★










『ハニーボーイ』試写


本心は親子お互いに通じ合いたいけどギクシャクして上手くいかない、そのもどかしさ、切なさを描き切った作品でした。バイクのシーンが美しい。

問題児シャイア・ラブーフのアンチの人多いだろけど、この映画を観たら彼を見直した、今後は応援していきたい、って気持ちにガラッと変わる人多いだろな。自分がまさにそうです。


Potential:助演男優賞(シャイア・ラブーフ)、○若手俳優賞(ノア・ジュプ)、ケミストリー賞(シャイア・ラブーフ×ノア・ジュプ)、切な賞(4部門)

★☆☆


 

 

 

 

 








【準新作鑑賞】


『バード・ボックス』


2人の子供の正体が徐々にわかっていく過程がいいです。あのぬいぐるみが過去と現在を渡るシーンで全てを察知できる、なんとも切ないあの一瞬がうまい演出でした。

マイナスポイント多いです。

まず、「クワイエット・プレイス」とかでも思いましたが、急に5年後に飛ぶ演出、これはいただけない。どうやって5年乗り越えてきたんだと。かなり大変でしょ。手抜きすぎだと思いました。

あとオチはちょっと違和感。あそこまで幸せな世界は逆に不気味。

そしてアリエルだとかジャズミンだとか言っておきながら結果オリンピアなのはちょっとがっかり。

こういう大きな欠点が多い中ですが、総合的には大満足な作品でした。サンドラ・ブロックの力かね。


Potential:オススメ賞、○監督賞(スサンネ・ビア)、○主演女優賞(サンドラ・ブロック)、助演男優賞(ジョン・マルコヴィッチ)、アンサンブル賞、脚本賞、技術賞、音響賞、作曲賞、○エンタメ賞、切な賞、衝撃賞、異色賞(13部門○3)

★★★











ロケットマン


全米初週3位2,500万ドル、最終9,000万ドル。


バーニーとの友情がよかったですね。出会いが素敵。その後関係が徐々に悪化していくけど、最後にはまた素敵な関係に戻る。

もちろん今作の一番よかったのは、タロン・エガートンの演技でしょうね。特にサタデーナイトでのスタートダッシュがよかったから一気に引き込まれました。


Potential:オススメ賞、監督賞(デクスター・フレッチャー)、○主演男優賞(タロン・エガートン)、助演男優賞(ジェイミー・ベル)、OP賞、技術賞、○しゃれおつ賞、芸術賞、音響賞、○歌曲賞、切な賞(11部門○3)

★★☆













『運び屋』


全米初週2位1,700万ドル、最終9,000万ドル。

連れて行かれるときのイーストウッドの表情の切なさといったら。その後の娘たちとの抱擁もグッときた。

本当のこと教えてるのに、本当のこと教えてくれないのねっていう。ダイアン・ウィーストのキャスティング最高。


Potential:オススメ賞、監督賞(クリント・イーストウッド)、主演男優賞(クリント・イーストウッド)、脚本賞、涙賞、温か賞、○切な賞(7部門○1)

★★☆













ウトヤ島、7月22日』


こういうワンカットで斬新な作品は好きだけど、そもそもこの題材をこの手法で表現することには少し疑問符だった。あまりうまい演出はないしね。

マグヌスいい奴だった。最後の説得好き。


Potential:オススメ賞、ED賞、撮影賞、エンタメ賞、切な賞、衝撃賞、異色賞(7部門)

☆☆☆











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09.04 mid90s ミッドナインティー
09.18○TENET テネット
09.25 キングスマン ファースト・エージェント
10.02○フェアウェル
10.09 ワンダーウーマン1984
10.09 異端の鳥
10.09 82年生まれ、キム・ジヨン
11.06 ブラック・ウィドウ
12.11 ソウルフル・ワールド