映画鑑賞 06.18~09.02
【2020アカデミー賞動向】
作品賞予想第1弾です。10枠として予想。
1917(監督:サム・メンデス)
アド・アストラ(ジェームズ・グレイ)
The Aeronauts(トム・ハーパー)
フォードvsフェラーリ(ジェームズ・マンゴールド)
Harriet(カシ・レモンズ)
ジョーカー(トッド・フィリップス)
Little Women(グレタ・ガーウィグ)
マリッジ・ストーリー(ノア・バームバック)
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(クエンティン・タランティーノ)
特にキテるのが来月日米同時公開の『ジョーカー』です。これで作品賞やホアキンの主演男優賞とか獲ったらすごいな。
☆☆☆…1~4点
★☆☆…5~6点
★★☆…7~8点
★★★…9~10点
【劇場鑑賞】
『ハウス・ジャック・ビルト』有楽町
またとんでもない映画を作ってくれたかトリアー監督。残念ながらこの作品は最低評価。
しかしまぁ最初に登場した女の暴言はすごかったですね。あれは男10人いればそのうち1人ぐらいは同じように殺しちゃうでしょう。
Potential:主演男優賞(マット・ディロン)、異色賞(2部門)
☆☆☆
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』錦糸町
全米初週1位9,400万ドル、最終3億7,000万ドル。
字幕2D通常版で鑑賞。映像美がものすごかった。
デンゼイヤはスタイルが良くて顔も小さいし素敵ですね。でもトム・ホランドのほうが背低いのがよくないな。
今作も衝撃的な展開だけど、最近のMCUはちょっと何でもありになりすぎていて、何も信じられないような感じになってきた。どこへたどり着くのか、期待と不安が入り混じります。
しかし最初に「エンドロール最後まで見てください」って注意があるのに途中で帰るお客さんたちは一体何を考えているんだ。マーベルシリーズ見たことないの?っていう感じ。
ダークナイト的展開です。次回作どう挽回するか。
Potential:オススメ賞、監督賞(ジョン・ワッツ)、主演男優賞(トム・ホランド)、助演男優賞(ジェイク・ギレンホール)、○技術賞、しゃれおつ賞、芸術賞、○映像賞、撮影賞、音響賞、エンタメ賞(11部門)
★★☆
『トイ・ストーリー4』錦糸町
全米初週1位1億1,800万ドル、最終4億2,000万ドル。
2D字幕版で鑑賞。最後の最後の最後がめちゃくちゃ爽快。ラストコンマ1秒だけでここまで盛り上がれる構成は見事。
エンドロール中も思ってたんですよね、なんであのキャラはあのシーンだけで終わってしまったんだろうと。けっこうおいしいキャラとして現れたから中盤や終盤でまた出てきて活躍してくれるんだろうなと楽しみにしていたら結局最後まで出ず仕舞い、エンドロール終わってさぁ帰るか、と思ったところでの大どんでん返し。素晴らしかったです。
ただ、ラスト以外は普通。
フォーキーはすごく可愛らしくて、ウッディとフォーキーの友情も前半にいい感じに描かれているんだけど、それをラストでさらっと手放しちゃったような感じで、もっと丁寧に最後描いてほしかった。
他の仲間たちもそうですよね。あっさりおしまい。そもそも仲間たちがほとんど活躍せず、個性を発揮せずにただの外野みたいな感じで終わってしまって残念。
いつものところどころでの面白さは健在だったけど、おもちゃたち間の友情面での描き方がいただけませんでした。
Potential:オススメ賞、ED賞、しゃれおつ賞、映像賞、涙賞、温か賞、切な賞(7部門)
★★☆
『天気の子』錦糸町
いやぁこの監督、やっぱロリコンで気持ち悪いなぁ、という印象。
ちょっと音楽がうるさい。演出過多。終わり方はちょっと勝手にやりすぎ。
これ令和3年から始まるのは、東京オリンピックは無事行われたっていうことを言いたいんでしょ?
Potential:オススメ賞、監督賞(新海誠)、脚本賞、しゃれおつ賞、芸術賞、映像賞、歌曲賞、切な賞(8部門)
★☆☆
『ゴーストランドの惨劇』新宿
ロジェ監督の新たな恐怖と絶望を期待していたんだけど、たしかにえげつない、だけどこの感じは「マーターズ」でも見た。最悪なエンディングになるだろうと思いきや、いや最後は救われる。怖いものを期待しすぎて肩すかしでした。
しかしこの監督は美女の顔をズタズタにするのが好きね。ところどころエル・ファニングみたいだった。
Potential:脚本賞、音響賞、エンタメ賞、衝撃賞、異色賞(5部門)
☆☆☆
【WOWOW鑑賞】
『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』
タイのカンニング映画。バレるかバレないかのギリギリのせめぎ合いで緊張感満載エンタメ性バツグン。ジーニアス2人の結末が上手い。ヒロインは可愛くないけど、準ヒロイン可愛い。
Potential:○オススメ賞、監督賞(ナタウット・プーンピリヤ)、脚本賞、しゃれおつ賞、撮影賞、エンタメ賞、切な賞、異色賞(8部門)
★★★
【注目新作】
『Ready or Not』
ボードゲームのビジネスを行なう、大富豪の名門ル・ドマス家の息子と結婚した花嫁グレースが、結婚式の夜、新郎一家の伝統的な行事といわれる命懸けのかくれんぼに参加させられる。
米8月23日公開。日本公開未定。
【近日公開気になる作品10傑】
09.06 アス
09.20○アド・アストラ
09.20 エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ
10.04◎ジョーカー
10.11 イエスタデイ
11.01○IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
11.08 ターミネーター ニュー・フェイト
11.22 アナと雪の女王2
12.13 屍人荘の殺人
12.20◎スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け